土をつくり、種を蒔き、育て、収穫し、食べ、保存する―。 一連の園芸活動の中には、私たちの暮らしに欠かせないさまざまな生活要素があります。 また、うれしい、きれい、懐かしい、悲しい、静まる、おいしい、よい香り、いい手ざわりなど、五感に訴えるものが多く含まれています。 園芸療法とは、こうした園芸活動が持つ特性を、高齢者や障害者、社会的に不利な立場にある人々の心や体のリハビリ、社会復帰、生きる力の回復などに役立てていこうとする療法です。 |
アメリカでは第2次世界戦後、後遺症に苦しむ退役軍人に大きな効果を発揮したことから、主に身体機能の回復を主な目的として行なわれてきました。またイギリスでは、高齢者や障害を持つ人でも好きな園芸ができるようサポートする、社会活動の面で発展しています。心の充実が求められるようになってきた日本でも、近年急速に注目を集めている活動です。福祉施設や病院、学校、地域コミュニティで実践されているほか、地方自治体など行政からの関心も高まっています。 |
ガーデンライフでは、すべての人が園芸を楽しめるよう、お客様それぞれの環境に適した庭園をご提案しております。