剪定

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樹木は毎年葉をのばし、生長するものです。
庭を学び始めたころの話。「庭木ってどういう木かわかるか。屋根を越さない木や」。と言われて、なるほどと関心したものです。
庭木が屋根を越えると、落ち葉でトユが詰まって毎年掃除が大変なので、よく解ります。

先人も、大木から落ちる木の葉には季節感もあるが、あとの始末が大変だと思っていたのかもしれません。
今では、大木になる木は、家のそばに植えません。また、神社や寺など、多くの樹木に囲まれる建物には、最初からトユをつけません。
雨と葉はいっしょに軒から落ちてきます。落ちた雨で泥跳ねしないように、砂利などを敷き、治水するのです。
自然と暮らす素晴らしい知恵ですね。

日本の庭木は、屋根を越さない程度に剪定して、自然の姿より小さくつくりこみます。

丸く刈り込むものや段づくりなど様々な形があり、その地方に独特な剪定方法もあります。
庭をつくるということは、庭木もつくりこむということです。

石ばかりではなく、庭木の剪定も美しくなければね・・・。
私がお施主様だったら、木と仲良くなれる庭師に剪定を頼みます。
写真:庭師 渋江 煕 Shibue Hiroshi

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